流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
過塩素酸
Perchloric acid
化学式
HClO₄
大分類
酸
中分類
無機酸
本体材質評価
過塩素酸の酸化力により腐食・発熱・発火のリスクあり。濃度に関わらず使用厳禁。
酸化性環境で銅が急速に腐食・変色し、爆発的反応を起こすことも。使用不可。
低濃度では一部使用例あり。ただし高濃度・加熱条件では孔食・酸化スケール生成の懸念あり。用途は限定的。
強酸化性により劣化・脆化の危険があり、推奨しない。
ガスケット材質評価
強酸・酸化剤に極めて脆弱で、短時間で膨潤・分解が進行。密封用途として完全に不適。
強酸化性により分解・破断が進行する恐れがあり、使用不可。
酸化性により軟化・崩壊・脆化が進行しやすく、密封用途に不向き。使用不可。
強酸化性酸により膨潤・劣化のリスクが高く、使用不可。
化学的に完全不活性で、強酸・酸化剤いずれにも影響されない。濃度・温度を問わず最も信頼性が高い。
PTFEに準じた耐薬品性を持ち、過塩素酸環境でも長期安定使用が可能。
総合所見
過塩素酸は強酸であると同時に極めて強力な酸化剤であり、特に高濃度品では爆発的反応や火災の危険を伴います。AL・BRS・SUS・PPを含む一般的な本体材質は推奨できず、ゴム系ガスケットも使用できません。実質的に使用可能な材料はPTFE・FEPに限定されます。過塩素酸は漏洩時の危険性が極めて高く、強酸化性による重大事故のリスクがあるため、カムアームカップリング用途には推奨されません。 使用する場合は、PTFEライニング設備や専用設計された高気密・高耐食設備を推奨します。

