流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
過酸化水素
Hydrogen peroxide
化学式
H₂O₂
大分類
酸化剤・還元剤
中分類
酸化剤・還元剤
本体材質評価
過酸化水素の分解を促進し、腐食や発熱反応を生じる可能性があるため推奨しない。
銅イオンが過酸化水素の分解触媒となり、腐食や急激な分解反応を引き起こすため使用不可。
低~中濃度では使用実績があるが、高濃度・高温では腐食や分解促進に注意。
一般的な過酸化水素には良好な耐性を示すが、高濃度・高温では劣化確認が必要。
ガスケット材質評価
酸化分解されやすく、短時間で膨潤・硬化・脆化。密封用途に不適。
比較的良好な耐酸化性を持ち、低濃度のH₂O₂には使用可能。濃度が高い場合は劣化に注意。
低濃度では使用例があるが、高濃度では酸化劣化の可能性があり条件付き使用。
低濃度では使用可能な場合もあるが、高濃度・高温条件では硬化や劣化の可能性があるため条件付き使用。
極めて高い耐酸化性と耐薬品性を持ち、濃度を問わず安定して使用可能。
PTFEに準じる耐酸化性を持ち、高濃度H₂O₂環境にも安定して対応可能。
総合所見
過酸化水素は強酸化性薬液で、濃度によって材料への影響が大きく変化します。AL・BRSは過酸化水素の分解を促進するため推奨できません。SUSは低~中濃度では使用実績がありますが、高濃度では注意が必要です。本体材質はPPも候補ですが、高濃度・高温条件では慎重な評価が必要です。ガスケットはEPDM・PTFE・FEPを推奨し、NBRは使用できません。30%以上の高濃度品ではPTFE・FEPを推奨します。カムアームカップリング用途では、SUSまたはPP本体+EPDM/PTFE/FEPガスケットを推奨し、定期点検を実施してください。

