流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
カセイカリ(水酸化カリウム)
Potassium hydroxide
化学式
KOH
大分類
アルカリ
中分類
無機アルカリ
本体材質評価
強アルカリと反応して水素ガスを発生しつつ急速に腐食する。短時間でも使用不可。
銅・亜鉛成分がアルカリにより選択的に溶解(脱亜鉛)し、構造破壊が進行。使用厳禁。
SUS316Lは比較的良好だが、高濃度・高温条件では腐食や応力腐食割れに注意。
強アルカリに対して優れた耐性を示し、薬液用途で広く使用可能。
ガスケット材質評価
一般的には使用可能だが、高濃度・高温条件では劣化確認が必要。
耐アルカリ性に非常に優れており、苛性カリ水溶液にも長期的に安定して使用可能。
アルカリに弱く、加水分解により短時間で硬化・破断。密封材としては使用不可。
一定の耐性はあるが、高濃度・高温条件では膨潤や物性変化に注意。
極めて優れた耐薬品性を示し、濃度や温度の影響をほとんど受けない。
PTFEと同等の化学耐性を持ち、苛性カリ環境にも長期使用が可能。
総合所見
カセイカリ(水酸化カリウム)は強アルカリ性薬液であり、AL・BRSには使用できません。本体材質はSUSおよびPPが推奨されます。ガスケットはEPDM・PTFE・FEPが最も適しており、高濃度・高温条件ではPTFE・FEPが推奨されます。NBRは一般条件では使用可能ですが、長期使用や高濃度条件では注意が必要です。カムアームカップリング用途では、SUSまたはPP本体+EPDM/PTFE/FEPガスケットを推奨します。なお、高濃度かつ高温条件ではPTFE・FEPガスケットを優先してください。

