流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
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流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
三塩化リン
Phosphorus trichloride
化学式
PCl₃
大分類
その他
中分類
その他
本体材質評価
PCl₃の水との反応で発生するHClが酸化皮膜を侵し、急速な腐食が発生。また、三塩化リン自身とも反応する。使用不可。
銅・亜鉛成分が塩化物と反応しやすく、腐食生成物(緑青・白濁)を形成。使用は避けるべき。
微量の水分でも生成する塩酸により腐食の危険があるため推奨しない。
PCl₃の有機反応性・揮発性に対し化学的耐性が弱く、膨潤・劣化・割れが生じる可能性大。使用不可。
ガスケット材質評価
強いハロゲン化合物に対して極めて不安定で、膨潤・硬化・クラックが速やかに進行。使用不可。
ハロゲン化リン化合物により膨潤・劣化が進行しやすく、使用不可。
PCl₃の攻撃性が高く、長期で変質・表面侵食・物性劣化の恐れあり。使用不可。
耐薬品性はあるが、三塩化リンのような反応性ハロゲン化物では劣化・ひび割れの恐れがあり推奨しない。
ハロゲン化合物・強酸性雰囲気・吸湿反応生成物に対して完全に安定。
PTFEと同様に、塩素化リン化合物にも不活性。
総合所見
三塩化リンは水分と激しく反応する高危険性流体です。AL・BRS・SUS・PPを含む一般的な本体材質は推奨できません。ガスケットもPTFE・FEP以外は推奨できません。 カムアームカップリング用途には推奨されません。 漏洩時には塩酸発生や発熱反応の危険があるため、専用設計されたPTFEライニング設備や高気密・高耐食継手の採用を推奨します。

