流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
酸化ジフェニル
Diphenyl oxide
化学式
C₁₂H₁₀O
大分類
有機溶剤
中分類
その他有機溶剤
本体材質評価
常温での短期接触には比較的安定だが、高温下では酸化生成物や酸化皮膜への影響が懸念される。高温・長期では非推奨。
芳香族化合物に対して銅・亜鉛の溶出や変色が起こる場合がある。長期使用・高温条件には不向き。
芳香族エーテル系熱媒に対して安定しており、高温用途でも使用実績がある。
芳香族系熱媒を吸収しやすく、特に高温条件では膨潤・軟化・強度低下を生じるため推奨しない。
ガスケット材質評価
芳香族系熱媒により膨潤・軟化しやすく、密封用途には適さない。
芳香族エーテル系流体に弱く、膨潤や物性低下を生じやすいため使用不可。
耐熱性はあるが、芳香族系熱媒を吸収しやすく、膨潤や硬化の可能性があるため条件付き使用。
芳香族系熱媒に対して比較的良好な耐性を示すが、高温・長期接触では膨潤や物性変化に注意。
極めて優れた耐薬品性を示し、最も推奨される。
PTFE同様に高耐熱・高耐薬品性を持ち、酸化ジフェニルとの長期接触にも安定。
総合所見
酸化ジフェニルは芳香族熱媒体・有機化合物です。本体材質はSUSが最も推奨され、AL・BRSは一般条件では使用可能です。PPは膨潤や強度低下の可能性があるため推奨できません。ガスケットはFKM・PTFE・FEPが適しています。NBR・EPDMは推奨できません。 カムアームカップリング用途では、SUS本体+FKM/PTFE/FEPガスケットを推奨します。 ※熱媒体用途では使用温度が高温になることが多く、カムアームカップリング自体の耐熱温度も考慮した選定が必要です。

