流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
四塩化ケイ素
Silicon tetrachloride
化学式
SiCl₄
大分類
その他
中分類
その他
本体材質評価
四塩化ケイ素および加水分解で発生する塩酸により急速に腐食が進行する。常温でも使用不可であり、高温ではさらに腐食が加速する。
塩化物および塩酸環境に極めて弱く、脱亜鉛・腐食・変色が進行する。常温でも使用不可であり、高温ではさらに劣化が加速する。
四塩化ケイ素自体には一定の耐性を示す場合もあるが、加水分解で生じる塩酸により孔食・応力腐食割れが発生する。高温では腐食速度がさらに増加するため推奨しない。
水分存在下で発生する塩酸や塩化物環境により劣化・脆化の恐れがある。高温では強度低下や変形のリスクもあり使用不可。
ガスケット材質評価
塩酸および塩化物環境により膨潤・軟化・劣化が進行する。常温でも推奨されず、高温ではさらに劣化が加速する。
塩素系および酸性環境への耐性が不十分であり、長期使用では硬化・劣化が進行する。高温条件では使用不可。
酸性ガスや塩化物の影響を受けやすく、吸収・劣化・弾性低下が発生するため使用不可。
強酸性および塩素系環境では劣化・硬化・物性低下が進行しやすく、使用は推奨されない。
四塩化ケイ素および加水分解で生じる塩酸に対して極めて安定しており、常温から高温まで長期使用が可能。
接液部FEPが優れた耐塩化物性・耐酸性を示し、四塩化ケイ素環境でも安定して使用可能。
総合所見
四塩化ケイ素は水分と激しく反応する高危険性流体です。AL・BRS・SUS・PPを含む一般的な本体材質は推奨できません。ガスケットもPTFE・FEP以外は推奨できません。 カムアームカップリング用途には推奨されません。 また、四塩化ケイ素は常温で発煙性液体であり、空気中の湿気とも反応して塩酸ミストを発生させます。漏洩時の危険性が極めて高いため、PTFEライニング設備や専用高気密継手による運用を推奨します。

