流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
臭化水素酸
Hydrobromic acid
化学式
HBr
大分類
酸
中分類
無機酸
本体材質評価
低濃度でも強酸性・臭化物環境により急速に腐食する。高濃度・高温では孔食や金属崩壊リスクが高く、使用不可。
酸性臭化物により脱亜鉛腐食・変色・脆化が進行する。低温・低濃度でも密封用途には推奨しない。
SUS304・316でも臭化物による孔食・隙間腐食・応力腐食割れの懸念がある。低濃度でも長期・高温では使用不可。
耐薬品性としては低温・低~中濃度では比較的良好。ただし高濃度・70℃など高温では劣化・脆化の懸念があり、カムアーム本体では条件確認が必要。
ガスケット材質評価
強酸・臭化物により膨潤、硬化、ひび割れが発生しやすい。低濃度でも密封性能低下のリスクが高く使用不可。
臭化水素酸により短期で軟化・強度低下・表面劣化が発生。劣化・シール性低下リスクが高く推奨しない。
酸性ハロゲン環境で軟化・粘着化・表面劣化が進行しやすい。低濃度でもガスケット用途では推奨しない。
耐酸性はあるが、臭化水素酸のようなハロゲン系強酸では高濃度・高温・長期接触で硬化や体積変化の懸念がある。条件付き使用。
低濃度・高濃度・高温条件でも臭化水素酸に対して極めて安定。密封用途で最優先。
PTFEに準じて高い耐酸・耐ハロゲン性を示す。FEP被覆ガスケットとして推奨。
総合所見
臭化水素酸は低濃度でも強い腐食性を有し、特に高濃度・高温条件では金属材料への腐食が著しく進行します。AL・BRS・SUSは推奨いたしません。PPは低温・低~中濃度条件であれば使用可能ですが、高温または高濃度条件では事前確認を推奨いたします。ガスケット材質はPTFEおよびFEP被覆品を最優先とし、FKMを採用する場合は温度・濃度条件を十分確認したうえでの使用を推奨いたします。NBR・EPDM・シリコンは推奨いたしません。

