流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
重クロム酸カリウム
Potassium dichromate
化学式
K₂Cr₂O₇
大分類
酸化剤・還元剤
中分類
酸化剤・還元剤
本体材質評価
強い酸化性により酸化皮膜が破壊され、腐食・孔食が進行しやすい。高濃度・高温条件では特に推奨しない。
酸化性環境により脱亜鉛腐食・変色・表面劣化が発生する。カムアーム本体材質として推奨しない。
SUS316系は比較的良好な耐性を示すが、高濃度・高温・長期接触では酸化作用による腐食や孔食の可能性がある。使用条件の確認が必要。
耐薬品性としては良好であり、低温~常温の水溶液では比較的安定して使用できる。ただし高濃度・高温条件では劣化の可能性がある。
ガスケット材質評価
強酸化剤により膨潤・硬化・ひび割れなどの劣化が進行しやすい。密封用途には推奨しない。
酸化性水溶液に対して比較的耐性を示すが、高濃度・高温・長期接触では硬化や物性変化が生じる可能性がある。
強酸化剤により表面劣化・脆化・物性低下が進行する。密封用途には推奨しない。
強酸化剤に対して硬化・ひび割れ・物性低下が発生する可能性が高い。密封用途には推奨しない。
重クロム酸カリウムに対して極めて安定。膨潤・劣化の懸念がほとんどなく、密封用途に最適。
PTFEに準じた高い耐酸化性・耐薬品性を有し、長期接触にも適する。
総合所見
重クロム酸カリウムは強い酸化性を有する無機塩で、濃度や温度の上昇に伴い材料への影響が大きくなります。AL・BRSは推奨できません。SUS316系は比較的良好な耐性を示しますが、高濃度・高温条件では注意が必要です。PPは常温域では比較的安定して使用できます。ガスケットはPTFEおよびFEP被覆を推奨し、EPDMは条件付き使用となります。NBR・シリコン・FKMは酸化劣化のリスクが高いため推奨できません。カムアームカップリング用途では、SUSまたはPP本体+PTFE/FEPガスケットを推奨します。

