流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
ステアリン酸
Stearic acid
化学式
C₁₈H₃₆O₂
大分類
酸
中分類
有機酸
本体材質評価
常温・低温では比較的安定だが、高温の溶融ステアリン酸や長期接触では表面変色や腐食の可能性がある。
一般的には使用可能だが、高温・長期接触では変色や表面劣化の可能性がある。
ステアリン酸に対して非常に安定しており、食品・化学用途でも広く使用されている。
脂肪酸に対して良好な耐性を示し、一般的な使用条件では長期使用が可能。
ガスケット材質評価
油脂類や脂肪酸に比較的良好な耐性を示す。高温・長期接触時は膨潤や硬化に注意。
脂肪酸との長期接触では吸収や膨潤による密封性能低下の可能性がある。
使用可能な場合もあるが、長期接触では油分吸収や物性変化に注意が必要。
脂肪酸や油脂類に対して優れた耐性を示し、高温条件でも安定して使用可能。
ステアリン酸に対して極めて安定しており、長期密封用途に最適。
PTFEに準じた高い耐薬品性を示し、長期使用にも適する。
総合所見
ステアリン酸は腐食性の低い飽和脂肪酸で、一般的な温度条件では多くの材質で使用可能です。SUS・PPは安定して使用でき、ガスケットはPTFE・FEP被覆を推奨します。FKMも比較的良好な耐性を示します。AL・BRSは高温や長期接触時に変色や表面劣化の可能性があるため注意が必要です。EPDM・シリコンは膨潤や密封性能低下の可能性があります。カムアームカップリング用途では、SUSまたはPP本体+PTFE/FEPガスケットを推奨します。なお、高温の溶融ステアリン酸では温度条件も考慮した選定が必要です。なお、高温条件で使用する場合は、ガスケット材質ごとの定格温度一覧表を確認のうえ選定してください。

