流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
石炭酸(フェノール)
Phenol
化学式
C₆H₆O
大分類
有機溶剤
中分類
その他有機溶剤
本体材質評価
フェノールにより腐食や変色が発生する可能性があり、接液用途には推奨しない。
短期使用は可能な場合もあるが、変色や表面劣化の懸念があり長期使用には注意が必要。
フェノールに対して優れた耐性を示し、化学設備でも広く使用されている。
常温・低濃度では使用可能な場合もあるが、高濃度や高温では吸収や物性低下の可能性がある。
ガスケット材質評価
フェノールに対して一定の耐性を示すが、長期使用では膨潤や硬化による漏れリスクがある。
フェノールを吸収しやすく、膨潤や物性低下が発生するため推奨しない。
芳香族化合物に対して脆弱であり、膨潤や軟化による密封性能低下のリスクが高い。
フェノールに対して比較的良好な耐性を示すが、高濃度・高温では物性変化に注意が必要。
フェノールに対して極めて安定しており、長期密封用途に最適。
PTFEに準じた高い耐薬品性を示し、長期使用にも適する。
総合所見
石炭酸(フェノール)は芳香族有機化合物であり、多くのゴム材料に膨潤や物性低下を引き起こします。SUS、PTFEおよびFEP被覆ガスケットが最も安定した組み合わせです。FKMは一般使用可能ですが、高濃度・高温条件では事前確認を推奨いたします。PPおよびNBRは常温・低濃度条件であれば使用可能な場合がありますが、長期使用では注意が必要です。EPDMおよびシリコンは漏れリスクが高いため推奨いたしません。フェノールは毒性も有するため、密封性能を重視した選定を推奨いたします。

