流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
炭酸ガス(二酸化炭素)
Carbon dioxide
化学式
CO₂
大分類
ガス
中分類
不活性ガス
本体材質評価
乾燥CO₂環境では比較的安定だが、水分が存在すると炭酸生成により腐食や孔食が進行する可能性がある。
乾燥環境では使用可能な場合もあるが、湿潤環境では変色や脱亜鉛のリスクがある。
乾燥・湿潤を問わず安定しており、高圧CO₂設備や飲料設備でも広く使用されている。
CO₂に対して高い耐性を示し、湿潤環境でも安定して使用可能。
ガスケット材質評価
使用可能だが、高圧CO₂環境ではガス吸収による膨潤や減圧時の損傷に注意が必要。
CO₂環境に非常に安定。高圧・低温含めて幅広い条件で使用され、ガスケットやOリングに適する材質。
一般的なCO₂用途では使用可能だが、ガス透過や長期使用による物性変化に注意が必要。
基本的に使用可能だが、高圧CO₂環境では膨潤や急減圧による損傷に注意が必要。
気体CO₂を含むあらゆる条件に完全不活性。漏れ防止材・ガス機器の接ガス部材に最適。物理的吸着や透過も極めて少ない。
PTFEに準じた高い耐性を持ち、食品・化学用途にも適する。
総合所見
炭酸ガス(CO₂)は乾燥状態では腐食性が低いものの、水分が存在すると炭酸を生成し腐食性が高まります。SUS・PPが適しており、ガスケットはEPDM・PTFE・FEPが推奨されます。AL・BRSは湿潤環境では腐食の可能性があるため推奨できません。NBR・FKM・シリコンは高圧CO₂環境での膨潤や急減圧による損傷に注意が必要です。気体として使用する場合は漏洩リスクが高いため、カムアームカップリング用途には推奨されません。なお、低温条件で使用する場合は、ガスケット材質ごとの定格温度一覧表を確認のうえ選定してください。

