流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
テレピン油
Turpentine oil
化学式
―(混合物)
大分類
有機溶剤
中分類
その他有機溶剤
本体材質評価
常温・短期使用では比較的安定だが、酸化したテレピン油や長期接触では変色・表面劣化の可能性がある。
テルペン類や酸化生成物により変色や脱亜鉛の可能性がある。長期接液用途には不向き。
SUS304・SUS316ともに良好。塗料・溶剤設備でも使用実績があり、長期使用可能。
テルペン系溶剤により膨潤・軟化・応力割れが発生する可能性が高く、接液用途には不適。
ガスケット材質評価
短期・低温条件では適用可能ですが、長期使用や高温では膨潤・軟化によりシール性が低下する可能性があるため、使用条件を確認のうえ選定してください。
非極性有機溶剤に弱く、急速な膨潤・劣化が発生する。
溶剤吸収による膨潤や物性低下が大きく、使用不可。
比較的良好な耐性を示すが、高温・長期接触では膨潤や硬化に注意が必要。
完全に不活性であり、長期接液用途に最適。
PTFE同等の耐溶剤性を有し、長期使用可能。
総合所見
テレピン油は天然由来であっても溶解力の強いテルペン系有機溶剤です。SUS316、PTFEおよびFEP被覆ガスケットが推奨材となります。PP・EPDM・シリコンは推奨できません。NBR・AL・BRS・FKMは使用条件を確認のうえ選定してください。カムアームカップリング用途ではPP本体は推奨できず、SUS本体+PTFE系ガスケットの組み合わせを推奨します。酸化したテレピン油は樹脂状沈着物を生じるため、カムアーム・ピン部の定期清掃も重要です。

