流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
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流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
トリクレジルホスフェート(TCP)
Tricresyl phosphate (TCP)
化学式
C₂₁H₂₁O₄P
大分類
有機溶剤
中分類
その他有機溶剤
本体材質評価
TCP自体の腐食性は低く、常温では比較的安定。長期接触では表面のくもりや変色に注意。
基本的には使用可能だが、有機リン系成分により長期接触で変色や表面劣化の可能性がある。
TCPに対して非常に安定しており、腐食や表面劣化の懸念は小さい。
TCPを吸収し、長期接触で膨潤・軟化・寸法変化が生じる可能性がある。
ガスケット材質評価
TCPの可塑剤様作用により膨潤・軟化が進行し、密封性能を維持できない。
TCPにより膨潤・物性低下が発生しやすく、ガスケット用途には推奨しない。
TCPを吸収しやすく、膨潤や弾性低下による漏れリスクが高い。
一定の耐性はあるが、長期接触や高温条件では膨潤・硬化などの物性変化に注意。
TCPに対して極めて安定しており、耐薬品性は非常に高い。
PTFEに準じた高い耐薬品性を持ち、FEP被覆ガスケットとして長期使用に適する。
総合所見
TCPは可塑剤様の性質を持つ有機リン系化合物であり、ゴム材や一部樹脂では膨潤・軟化による密封性能低下に注意が必要です。SUS、PTFEおよびFEP被覆ガスケットが推奨材です。ALは一般条件では使用可能ですが、BRS・PP・FKMは長期使用や高温条件では注意が必要です。NBR・EPDM・シリコンは漏れリスクが高いため推奨いたしません。

