流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
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流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
トリクロル酢酸
Trichloroacetic acid
化学式
C₂HCl₃O₂
大分類
酸
中分類
有機酸
本体材質評価
強酸性により急速に腐食する。酸化皮膜が破壊され、孔食やガス発生の危険がある。
脱亜鉛・銅溶出・腐食が進行しやすく、接液用途には適さない。
低濃度・常温では使用可能な場合もあるが、高濃度・高温では腐食リスクがある。SUS316でも条件管理が必要。
トリクロル酢酸に対して比較的良好な耐性を持ち、常温域では安定して使用可能。
ガスケット材質評価
低濃度では使用可能な場合もあるが、長期接触では膨潤・硬化・劣化の可能性がある。
酸性環境への耐性は比較的良好だが、高濃度・高温条件では定期点検が必要。
使用可能な場合もあるが、長期接触では浸透や硬化による性能低下の可能性がある。
酸への耐性は良好だが、高濃度・高温条件では物性変化の可能性がある。
極めて高い耐薬品性を示し、トリクロル酢酸にも安定して使用可能。
PTFE同等の耐薬品性を有し、カムアーム用途では実用性も高い。
総合所見
トリクロル酢酸は強酸性の塩素化有機酸であり、金属材料には厳しい流体です。PP、PTFEおよびFEP被覆ガスケットが推奨されます。SUS316・EPDM・FKMは条件付きで使用可能ですが、濃度・温度の確認が必要です。AL・BRSは使用不可と考えるべきです。カムアームカップリング用途では、PP本体+FEP被覆ガスケットの組み合わせが最も安全な選択肢となります。

