流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
ピクリン酸
Picric acid
化学式
C₆H₃N₃O₇
大分類
酸
中分類
有機酸
本体材質評価
ピクリン酸塩を生成する危険があり、接液用途では使用厳禁。
銅・亜鉛と反応して爆発性金属ピクラートを生成する危険があるため使用不可。
AL・BRSより安全だが、金属塩生成リスクを完全には排除できず、接液用途は推奨しにくい。
ピクリン酸水溶液に対して優れた化学的安定性を示し、爆発性の塩も形成しない。安全性と耐久性の観点から推奨。
ガスケット材質評価
酸性条件や芳香族ニトロ化合物により劣化の可能性があり、限定使用。
酸性水溶液には比較的安定だが、長期使用では状態確認が必要。
長期接触では吸着や物性変化の可能性がある。長期使用は推奨されない。
比較的安定だが、長期使用では硬化や性能低下の可能性がある。
化学的に不活性で、最も安全性の高い選択肢。
PTFE同等の耐薬品性を持ち、ピクリン酸用途に適する。
総合所見
ピクリン酸は強酸性かつ爆発性を有する危険な化学物質です。AL・BRSは爆発性金属塩を生成するおそれがあるため使用できません。PPが最も適した本体材質であり、ガスケットはPTFE・FEPが推奨されます。粉体用途ではゴム系ガスケットの摩耗に注意が必要です。カムアームカップリング用途では、PP本体+PTFE/FEPガスケットを推奨します。なお、危険性が極めて高いため、漏洩防止を重視し、可能であれば専用の高気密設備を推奨します。

