流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
ペンタクロロフェノール(PCP)
Pentachlorophenol (PCP)
化学式
C₆Cl₅OH
大分類
有機溶剤
中分類
その他有機溶剤
本体材質評価
フェノール性化合物や微量酸性成分により長期的な腐食や変色の可能性がある。
塩素化フェノールとの接触により変色・脱亜鉛腐食が発生する可能性が高く、推奨できない。
SUS304・SUS316ともに優れた耐性を示し、長期使用が可能。
常温では使用可能な場合もあるが、芳香族有機化合物による膨潤や応力割れの可能性がある。
ガスケット材質評価
芳香族有機化合物により著しく膨潤し、シール性能を維持できない。
フェノール系有機化合物への耐性が低く、膨潤・劣化が発生する。
吸収による膨潤・軟化が発生しやすく、密封用途には不適。
比較的良好な耐性を示すが、長期接触や高温条件では若干の膨潤に注意。
完全に不活性であり、ペンタクロロフェノールに対して最高レベルの耐性を示す。
PTFE同等の耐薬品性を有し、長期安定使用可能。
総合所見
ペンタクロロフェノールは塩素化フェノール系化合物であり、芳香族有機化合物としてゴム・樹脂への攻撃性を持つ流体です。SUS・PTFE・FEP が最も推奨される材質で、FKMは条件付き使用可です。NBR・EPDM・シリコンは不適合であり、漏れNG用途には推奨できません。金属本体では SUSが最適、ALは限定使用可、真鍮は非推奨です。カムアームカップリング用途では SUS本体+PTFEまたはFKMガスケット が最も信頼性の高い構成となります。

