流体適合検索(材質選定表)
Fluid Search
本体・ガスケット材質選定ガイド
本体・ガスケット材質選定ガイド
流体適合データベース
Fluid Compatibility Data
りん酸
Phosphoric acid
化学式
H₃PO₄
大分類
酸
中分類
無機酸
本体材質評価
低濃度・常温では使用可能な場合もあるが、高濃度・高温では腐食が進行しやすい。s
一般条件では使用可能な場合もあるが、高濃度・高温では腐食や脱亜鉛に注意が必要。
低濃度から中濃度では良好だが、高濃度・高温条件では腐食確認が必要。
広い濃度範囲で良好な耐性を示すが、高濃度・高温条件では事前確認が望ましい。
ガスケット材質評価
低濃度では使用可能な場合もあるが、高濃度・高温では劣化や硬化の懸念がある。
低濃度から中濃度では良好な耐性を示し、酸用途で広く使用される。
低濃度・常温では使用可能な場合もあるが、高濃度・高温では物性低下の可能性がある。
比較的良好な耐酸性を示し、通常用途では使用可能。
濃度・温度の影響をほとんど受けず、りん酸用途で最も推奨される。
一般的なりん酸用途では使用可能だが、高濃度・高温では確認が必要。
総合所見
りん酸は濃度や温度によって材料適合性が変化する薬品です。低濃度・常温では多くの材料で使用可能ですが、高濃度・高温条件では金属腐食やガスケット劣化のリスクが高まります。本体材質はPP・SUSを推奨し、ガスケットはPTFE・FEP・EPDMが適しています。カムアームカップリング用途では、PPまたはSUS本体+PTFE/FEPガスケットを推奨します。なお、食品用途ではPP・PTFE・FEPなどのポジティブリスト適合状況を確認してください。なお、高温条件で使用する場合は、ガスケット材質ごとの定格温度一覧表を確認のうえ選定してください。

